離婚で家を売るべきかどうか、次の4ステップでシンプルに判断して見ましょう。
ステップ1 不動産会社に査定してもらって家を売る際の価格を調べる
離婚で家を売るかどうかを判断する前に、まずは家を売る際の価格を知る事はとても重要です。
この価格が、売るべきか、夫婦のどちらかが住み続けるべきか、の大きな判断材料になります。
ネットで無料で手軽に不動産会社への査定を依頼できますので活用しましょう。
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ステップ2 ローンの残額を調べる
ローンの残額がいくらなのかを正確に調べましょう。これはローン開始時に送られてくる返済予定表を見れば1円単位で正確に知る事ができます。
もし返済予定表を紛失しているならば、ローン会社に問い合わせをしましょう。
ステップ3 家を売る際の価格とローン残額を比較する
ステップ1で調べた家の価格とステップ2で調べたローン残額を比較しましょう。
その結果は、次のいずれかになります。
- 家を売る際の価格の方が高い
- ローン残額の方が高い
- 家を売る際の価格とローン残額が同じ
この時に注意して欲しいのは家を売る時などの手数料を考慮するという事です。つまり家を売る際の価格から必要な手数料を差し引いた価格で比較する必要があります。
家は高額なのでわずか数パーセントの手数料でも数十万円になりますから注意が必要です。
ステップ4 離婚で家を売るべきか判断する
ステップ3の結果から離婚で家を売るべきか判断します。
- 家を売る際の価格の方が高い場合は・・・
家を売るべきです。
家を売る事でローンを完済しても手元にお金が残ります。離婚時にはこのお金を夫婦で折半するのが合理的な方法です - ローン残額の方が高い場合は・・・
一般的には家を売るのは止めるべきです
家を売る事をしてもローンだけが残り、誰かがそれを支払い続ける必要があります。それであれば離婚後も夫婦のどちらかが住み続けてローンを支払い続けるのが合理的な方法です。
但し、家を売る事で残るローンが少額で完済できる目処があれば、家を売るべきです。
その方が離婚の協議がスムーズに進むと思われるからです。
住み続ける方がローンを支払い続けるなら良いのですが、そうでない(妻が住み続けて、夫がローンを支払い続ける)場合は特に要注意です。ローンの不払いが発生した場合に、住む家が失う事態になってしまいます。 - 家を売る際の価格とローン残高が同じの場合は・・・
家を売るべきです
家を売る事でローンを完済できます。これで最初から家が無かったと考えれば、離婚の協議から家の事を外す事ができるので合理的な方法です。
以上が簡単でシンプルに離婚で家を売るかどうかの判断方法です。
参考にして下さい。